隣の家族は青く見える
唐突ですが、今クールのドラマ、僕は「隣の家族は青く見える」を見ています。深キョンと松ケンが夫婦してるあのドラマです。
(ちなみに僕の家にはテレビが無いので、フジテレビのスマホアプリで視聴してます、便利な世の中ですなぁ…)
テレビが無いので、普段ドラマは見ないのですが、アプリダウンロードしてまでドラマを見ようと思ったきっかけは、劇中にゲイカップルが出てくると知ったからです。
この二人。
北村匠海くん演じる朔(右)がかわいい。
この子去年の映画「君の膵臓をたべたい」で初めて知ったんですが、演技が上手い子とは思ったけど可愛いとは思いませんでした。
けどこのドラマではめっちゃ可愛くて、やっぱ演技上手いんだろうな…
でまぁ、このドラマは不妊治療をする夫婦だったり、ゲイカップル(上の二人ですね)だったり、まあ普通とされている「男女結婚していて子供がいる家庭」とは異なる人たちの物語ですが、そうした人が直面する難しさを丁寧に描いていて僕はとてもいいドラマだと思います。
ゲイの二人について言えば、親へのカミングアウトだったり、アウティング(バラされること)だったりがドラマでは描かれていました。
印象的に残っているのは、会社の人にアウティングされたわたるん(写真左)が以下のようなことを言うシーン(うろ覚え)。
「世の中に認められなくてもいい、ただ放っておいて欲しい」
わたるんも本当に認められなくていいなんて思ってないはずです。だけど、今までの経験から諦めてしまっているのだと思います。
僕も、友人が「ホモとか生理的に無理」と言っているのを耳にするような、まあそれなりに傷つくようなことを経験してきました。
だからといって、そんな風に生理的に無理と思っている人にまで、自分から「認めてください!」とか言う気力も無いです。
(てか、これって人に「認めてもらう」ことなんですかね?)
わたるんの言葉に、「すごいわかる…」と思ってしまいました。
このドラマは、世間一般でいう「普通」からは外れている人たちの話を丁寧に描いていて、視聴率はぶっちゃけ悪いですが、ドラマで扱われている問題で悩んでいる人が見ている率は高そうな気がします。だけど、それだけではなくて、いわゆる、「普通」の、こうした問題があることすら認識していない人の心にも届いたらいいなと思います。
ちなみに、このドラマの最終回に僕が望むことは、深キョンのハッピーエンドだけです。
たのんます。
では!